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「肉体は鎮静し、精神は覚醒する」 ギターやウッドベースを弾きながら、 オリジナルの楽曲を歌う助川久美子のBlogです。 *「estrella」はスペイン語で「星」という意味。 音たちが星となり光り輝きますように‥
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只今、若い人たちが集まって盛り上がっている芦野の遊行庵でのライブ、
地元の方から宇都宮まで、方々からお集まり下さいました。


貴重な時間をありがとうございます!


今回は、歌と朗読と、そして店主の大平夏澄ちゃんのライブペインティングも並行して行われるという内容で、まさしくライブな日。そして二次会(誕生会)。
なので、ブログも分けてアップします!

写真は、いつもライブ応援して下さっている、うーたんさんや地元で大黒舞をされている公子さんからお借りしました。








雨もぎりぎり降らず、田んぼの風景をバックに演奏。

フクロウ長老から人類への厳しくも愛深いメッセージ。
私も相当欲がありますが、今の世の中はバランスが極端なくらいに欲が増大していると感じる日々。

なんだか、おかしい。。。。本当にこれって必要?
もっとダウンサイズしてもいいんじゃないか…
いったい誰の物のため…

そう思うことが最近多いので、

余計に朗読を聞くたびに、大切なメッセージが入ってくる。

自然を大切にしてきた芦野にピッタリの地球との共生の朗読だったと思います。








今回は、朗読の合間にキーボードやベースの効果音を入れたり、



歌ったりと、大忙しです。






そして、この朗読と歌と並行して黙々と描いていく夏澄ちゃん。
着物で描くあなたはカッコイイ!







 

続く…







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6/21はキャンドル雷都とちぎ@宇都宮オリオンスクエアでした。
我々はピアノの須藤あつこさんとのコラボレーション。

あつこさんの深いピアノの音に癒され、
感じながら歌えたことが印象的でした。


栃木からアートを発信する「風の音Association」の応援参加でしたが、
絵や写真以外にも、沢山のミュージシャンも参加していました。
今後も様々なイベントを企画中ということで、
こちらもお楽しみに!




綱川敬子さん、中嶋竜一さん、大輔さんコラボ。



大平てみさん須藤あつ子さん、千愁さんコラボ。



6/22は、ひなCafe4周年記念マルシェ@東久留米にて、「語りと歌 ライブ」
フクロウの長老が語るメッセージも好評でした。

7/20の遊行茶屋ライブも楽しみです。わくわく。











ある会で上映された「かっぱのすりばち」というアニメをきっかけに、
アニメ制作会社「エクラアニマル」の豊永さんと知り合いになり、
前回の上京の時に、エクラアニマルさんのコーナーのある、
西東京のコミュニティFMに出演してきました。

待合室は、漫画家たちの絵とサインが描かれている色紙が沢山あって、とても楽しい場所です。



「かっぱのすりばち」は福島県の塙町で生まれた民話をもとにして、再話されたお話しです。
無償の愛が根底に流れている物語で、かっぱと人間がまだ近くに感じながら生活している時代。






小学校などでも上映活動されていますし、ぜひ多くのこどもたちに見てもらえたら良いな。。。


この「かっぱのすりばち」も、3.11の震災を経て産みだされたことを知り、
ちょうどNASUのCD制作の時と同じような様ざまなシンクロをお互いに感じました。

そして、今回のラジオ出演となったのです。






その時にDVDを頂いたのですが、
「エクラアニマル」製作で上田トシコ原作のアニメ「フイチンさん」。

私は勉強不足で、上田トシコさんのことを存じ上げていなかったのですが、
女流漫画家として道を切り拓いてきた素晴らしい先人。
今回このような流れで上田トシコさんを知り、「フイチンさん」を見ることができて、感激です。





とっても明るくて愛の深い「フイチンさん」、まさしくひまわりのような彼女が大好きになりました。
これ毎週テレビでやって欲しいなあ、というのが率直な感想です。
それくらい、心が晴れやかにあたたかくなる内容です。


只今、ビッグコミックオリジナルにて上田トシコさんの自伝を村上もとかさんが『フイチン再見(ツァイチェン)』を連載中ということで、こちらも興味津々!






先日、歌手の山本潤子さんの無期限休養のニュースをネットで知り、

とても残念で、いろいろと考えさせられました。


赤い鳥やハイファイ・セット、ソロと歌手としてずっと活躍されて、

日本でも指折りのトップの歌手だと思います。

あの歌声と歌心と、まるで磨かれた水のように、すっと入ってくる歌の世界。
歌をとても大切にされているのを感じます。



そんな彼女でさえも、年齢にはかなわないのか。。。


私も、歌手の端くれとして、歌の寿命というものと向き合っていくことを意識させられます。



それを思うと、今の声をいとおしく思うのです。

声は、年齢と共に育ち、枯れていく。

基本的には、それで良いと思っています。


ボイトレの先生に、声の寿命を延ばす為にも、良い発声が大切です。と言う言葉が、やけにずっしりくるし、
より良い発声に意識がきます。


彼女の休養は本当に年齢の問題なのだろかと勘ぐったりします。

喉を検査しても問題ないらしいので、
もっと深い所でのことなのかなと。

ファンとしては、ただただゆっくりとしてもらって、
また歌が聴きたいなと思ってしまいますが、
ファンは勝手なものです。


ジョニ・ミッチェルのように、タバコと加齢による、低い声は、
更なる深淵な世界を覗かせてくれる。

そんな世界もあります。

だからこそ、声と年輪の積み重ねも素敵だなと思うのです。










3.11から丸三年が過ぎました。

私にとっては、地球の大きな目覚まし時計が鳴ったような経験でした。


地震と原発事故の恐怖によって凍った心もだいぶ解凍されて、心の余裕も出てきました。


今年は、やっと薪ストーブも再開して、汚染された灰を取っておきながら、燃やしています。

放射能との共存という世界で生きていることを、頭の片隅には必ずあります。



震災を通して、沢山のことを知り得たけれど、

震災前からも、漏れていた放射能があり、

こんなものがあるんだよ、みんな気づいて!

と地球が教えてくれるために身震いをしたのではと思っています。


多くのものを奪った3.11かもしれないけれど、

すべての恵みは地球が与えてくれる。


そんな思いがいつも心にあるようにと願います。

そして、反対と賛成がくっついた新たな世界が生まれることを。