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いつも下界から手をあわせている茶臼岳へ、初めて登ってきた。
6月半ばの登山に向けてのシミュレーション登山としの参加。
8名の山登りは個性がそれぞれあっておもしろい。
しかし何年ぶりに山に登るのか…
今回は、高雄からの昔の行人道と平行のルートで登山。
帰りは、ロープウェイ。あっという間に下界へ降りる。
雰囲気たっぷりの入り口。平石が並んでいる。
1000mから1900mの高低差なので、後はひたすら登る。
持久力のない私は、しんがりグループで休み休み、つつじを眺めながら行く。
熊が食べた後のジダケやフンや手形を見つけて、みんなで掛け声をかけて行く。
刻々と植物や景色が変わっていき、独特の静寂がたまらない。。。。
峰桜が咲き、茶色の山に色がさす。
気がつけば牛ヶ首付近。ここまでくると岩がゴロゴロ、硫黄の匂いが立ち込める。
あとは、休み休みよじ登る…
山頂に立った時は、ゼーハーゼーハーで、何も考えらない。
いつも見ている茶臼岳の上に立っているのが不思議な気分。
ここは、あの世とこの世の間のようなところ。
気がつけば、雲にあっという間に取り囲まれる。
山に登り、これが那須の真髄だと実感。
山の懐に抱かれて、いかされて生きているとちっぽけな私は感じ入る。