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「肉体は鎮静し、精神は覚醒する」 ギターやウッドベースを弾きながら、 オリジナルの楽曲を歌う助川久美子のBlogです。 *「estrella」はスペイン語で「星」という意味。 音たちが星となり光り輝きますように‥
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昨日3.11は、日光の高お神社での東日本大震災の御祈祷に参加し、
朗読と歌と奉納でした。

杉の木に囲まれて、
おかげさまで今年一番のスギ花粉の洗礼を受けましたが、
なんとか気力で歌ってきました。


なおらい時に、参加者の二年前の3.11をふり返る場面があったのですが、
まだ20代前半の男子が、こういう話をする機会が初めてだったようで、
考え深い感じだったのが印象的でした。

宇都宮に住んでいて何も意識せずに、
放射能とか関係ないんだろうな。

普通の男子が、こういうことがきっかけで自分たちの未来を含めて考えてくれればと思うのでした。




さて、震災から三年目の私は何を感じているのか、
記録として書いておきます。

この那須という場所は、観光地でもあり、外からの移住者も多く、
様々な立場の方がいます。

原発事故があって、出て行った人もあり、
避難してきた人もあり、
そして、頑張って生きている地元の方々。

私は放射能汚染に触れず、
無かったことのように今まで通りのようにして、
事を運んでいる風潮に対して、違和感を感じています。


東京へ行けば、何事もなかったかのように、きらびやかな街並みがあって、
ファッションやスイーツや、お金と、テレビと、
ピントがずれて見えてしまうのです。


昨年の秋ごろに、震災の見えない心労ストレスが自分にあることに気づいて、
少しずつ心が解凍されはじめました。

那須を離れた出会いから気づくことも沢山あり、
腑に落ちることがありました。

この汚してしまった大地に対する謝罪と感謝。
この美しい自然は、たとえ汚されても沢山の恵みを与えてくれます。

目には見えないけれど、確実にある放射性物質。
もとは、地中にあることで安定していた自然の物質が、
人間の手によって人工物として、この地上にばら撒かれ不安定な物質として存在していること。
では、どんなものを与えれば安定した物質になるのか。

そして、神社仏閣がことごとく崩れたりしている光景をみると、
崩れて何が起きてきたのかなと感じます。
この出たものは一体何なのか。
1000年以上の封印が解かれたのではと思っています。

両方とも目には見えないけれど確実にある何かが、
私の中でキーワードになっています。



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